平成29年1月7日 
社会福祉法人 清見福祉協会 草壁保育園(香川県小豆郡小豆島町)

実施日時:
平成29年1月7日(土)9時~11時
実施場所:
社会福祉法人 清見福祉協会 草壁保育園(香川県小豆郡小豆島町草壁本町395)
次第:
【保護者対象】9時~10時
 気になる子どもの食習慣
   公益社団法人香川県栄養士会 会長 三野安意子氏
 小豆島の醤油
   株式会社島醸(小豆島の醤油メーカー) 取締役工場長 山本幸法氏
 小豆島醤油と地域野菜を使ったピクルス紹介
   草壁保育園 調理師 平木公美恵氏
【園児対象】10時20分~11時00分 各20~40分程度
 食育ゲーム
  0・1・3歳児         :野菜当てクイズボックス
  2歳児、子育て支援(0~2歳児):野菜当てクイズボックス
  4歳児            :野菜釣り堀
  5歳児            :豆運びゲーム
    公益社団法人香川県栄養士会 会員
参加者:
子育て中の親子198名(保護者94名、園児86名、乳幼児18名)
募集方法:
草壁保育園のお便りに掲載、0歳から未就園児までの子育て支援施設わくわくランドで案内を掲出
講座内容
【保護者対象】
1.アンケートの実施
講座実施前に、事前アンケートに答えていただきました。設問数が多い中、ご回答えをいただきました。
2.挨拶(草壁保育園園長 慈氏周豊氏、事務局:町田弘恵)
年明け最初の行事に、たくさんの方がお集まりくださいました。園長よりご挨拶があり、その後、事務局が講座趣旨などを説明しました。
3.気になる子どもの食習慣  (講師:公益社団法人香川県栄養士会 会長 三野安意子氏)
幼児期の食育がなぜ重要なのか、また、この時期に身に付けておきたい生活習慣や食習慣について、年齢と体の発育状況の表を見せながら、体を作っていく時期の食事の大切さをわかりやく伝えました。
また、お箸の持ち方では、実際に参加者が割り箸で正しい持ち方を確認し、子どもたちへ教えるよう促しました。
お箸の持ち方を参加者と一緒に再確認1
お箸の持ち方を参加者と一緒に再確認2
お箸の持ち方を参加者と一緒に再確認

4.小豆島の醤油 (講師:株式会社島醸 取締役工場長 山本幸法氏)
小豆島醤油協同組合 理事長(島醸社長)富田孝之輔様より挨拶があり、その後、山本さんが講座をしました。
小豆島で育った方は、小さな頃から身近に「醤油の蔵元、醤油製造工場」が有り、多くの地元の醤油を使っているのに、小豆島で醤油がなぜ造られ始めたのかなど、意外と知らないこともあります。そこで、小豆島の醤油文化を理解していただくために、小豆島で造られるようになった背景や原料、「小豆島醤油」の造り手のこだわり「天然醸造の桶」について、伝えました。
参加者にとって、改めて地元の食文化を見直す機会となりました。
お箸の持ち方を参加者と一緒に再確認1
小豆島の醤油を改めて知る
お箸の持ち方を参加者と一緒に再確認2
小豆島産の食材を使ったピクルスの作り方を説明

5.小豆島醤油と地域野菜を使ったピクルス紹介
  (講師:草壁保育園 調理師 平木公美恵氏)
小豆島産の醤油と野菜を使ったピクルスの作り方を説明し、参加者が試食をしました。醤油がピクルスに入ることで和風ピクルスになり、少し違った味わいになりました。
6.閉会
参加者に、お土産用として、(株)タケサン提供の醤油をお渡ししました。
事後のアンケートは1か月後に配布し、回収しました。
 
講座内容
【園児対象】
保護者向けの講座が終わった後、子ども向けに食育ゲームを行いました。年齢にあったゲームをそれぞれ行いました。
0~3歳は、箱の中を触り、何の野菜が入っているのかを当てました。普段じっくりと野菜を触ることがないため、野菜の形などを改めて知る機会になりました。4歳児は、竿でいけすの中の野菜を釣り、その名前を当てました。普段何気なく食べている野菜の名前を学びました。5歳児は、お箸で豆をつまみ、隣のお皿に運んでいき、一定の時間でいくつ豆を運べたかを競いました。正しいお箸の持ち方を体験しました。
上手にお箸で豆を運べるかな
上手にお箸で豆を運べるかな
野菜を釣って、名前を当てよう
野菜を釣って、名前を当てよう