実施日時:
平成28年11月27日(日) 10時00分〜15時00分
会場:
JA横浜クッキングサロンハマッ子(横浜市都筑区中川中央1-26-6)
加藤農園(横浜市都筑区)
加藤農園(横浜市都筑区)
次第:
1 開会 10:00
2 援農と農業体験 10:10~11:30
加藤農園 加藤之弘氏
加藤農園 加藤之弘氏
3 調理実習~保存加工の知恵~ 11:50~13:20
JA横浜生産者(都筑ファーム)、ジュニア野菜ソムリエ 加藤恵子氏
JA横浜生産者(都筑ファーム)、ジュニア野菜ソムリエ 加藤恵子氏
4 これからの食育のために 13:20~15:00
武庫川女子大学 講師 藤本勇二氏
武庫川女子大学 講師 藤本勇二氏
5 閉会 15:00
参加者:
大学生9名
講座内容
1.開会 (事務局:町田)
最終回の講座です。仲町台駅に集合し、会場となる地元農家加藤さんの農園まで移動しました。農業体験中に畑の移動もあり、収穫した野菜を調理実習会場まで運ぶ必要があったためバスを使用しました。移動中にこの日の講座の説明をしました。
2.援農と農業体験(講師:加藤農園 加藤之弘氏)
9月実施の第2回講座で定植したブロッコリーとカリフラワーの収穫作業を行いました。刈り取りから余分な葉の切り落としまで、ブロッコリーやカリフラワーが販売時の姿になるまでの工程を体験しました。
その後、調理実習のぬか漬けの材料となるカブを収穫しました。自分で調理する材料となるため、植えられている様子をしっかり確認しながら大きめのカブを選んでいました。2日前に雪が降り、ピーマンが枯れてしまった様子などを見て、農業が自然の影響を受けることがわかりました。
その後、調理実習のぬか漬けの材料となるカブを収穫しました。自分で調理する材料となるため、植えられている様子をしっかり確認しながら大きめのカブを選んでいました。2日前に雪が降り、ピーマンが枯れてしまった様子などを見て、農業が自然の影響を受けることがわかりました。
ブロッコリーの余分な葉の切り落とし
カブの収穫
援農として、収穫後のキャベツ圃場の片付けを実施しました。収穫後のキャベツ畑の不要な葉や根を廃棄する作業を通じ、片付けも農作物生産の大切な作業であることを実感しました。
スで畑を移動し、第2回講座で種まきしたダイコンの収穫作業を行いました。抜き取りの大変さもあり、自分たちで種をまいたダイコンが大きくなった姿に驚いていました。
スで畑を移動し、第2回講座で種まきしたダイコンの収穫作業を行いました。抜き取りの大変さもあり、自分たちで種をまいたダイコンが大きくなった姿に驚いていました。
圃場の後片付け
なかなか抜けないダイコンの収穫
3.調理実習〜保存加工の知恵〜
(講師:JA横浜生産者、ジュニア野菜ソムリエ 加藤恵子氏)
(講師:JA横浜生産者、ジュニア野菜ソムリエ 加藤恵子氏)
農業体験後、収穫した野菜を積み込み、バスで調理実習の会場となるJA横浜クッキングサロンハマッ子まで移動しました。調理のデモンストレーションをした後、参加者が調理に取りかかりました。
収穫した野菜などでその地域の料理を調理しました。また、加工(ぬか漬け)をし、食材の利用、保存などへの理解にも結び付けました。メニューは、けんちん汁、おにぎり、ぬか漬けでした。使用した材料は、学生が収穫した野菜や横浜市内で生産された野菜でした。
収穫した野菜などでその地域の料理を調理しました。また、加工(ぬか漬け)をし、食材の利用、保存などへの理解にも結び付けました。メニューは、けんちん汁、おにぎり、ぬか漬けでした。使用した材料は、学生が収穫した野菜や横浜市内で生産された野菜でした。
調理のデモンストレーション
参加者が作業分担して実習
調理したメニューは講師も交えて、共食をしました。講師から提案があり、収穫したカブやカリフラワーは、新しい野菜の食べ方として、「チョコベジ」として試食しました。
学生が作ったぬか漬けは各自持ち帰り、加工の過程を学び、また自宅でも継続してぬか漬けを作ることで、日本型食生活の実践につなげました。
学生が作ったぬか漬けは各自持ち帰り、加工の過程を学び、また自宅でも継続してぬか漬けを作ることで、日本型食生活の実践につなげました。
収穫した野菜をぬかに漬ける
学生が作った料理を共食
(けんちん汁、おにぎり、ぬか漬け)
(けんちん汁、おにぎり、ぬか漬け)
4.これからの食育のために
(講師:武庫川女子大学 藤本勇二氏、講師補助:武庫川女子大学大学院生 松井香奈氏)
(講師:武庫川女子大学 藤本勇二氏、講師補助:武庫川女子大学大学院生 松井香奈氏)
前回までの講座を踏まえ、自分たちがこれから食育のためにできることを考え、形にしていくワークショップを行いました。
まず、講座参加者に画用紙を渡し、将来食育でやってみたいことを書き出してもらいました。次に、書き出した画用紙を使い、各参加者が自分がやってみたい食育事業について発表しました。給食の提供や食品企業からの食育など様々な意見が出ました。農産物を通じて生産者とのつながりやその想いを子ども達に伝えていきたいとの意見が多かったです。
まず、講座参加者に画用紙を渡し、将来食育でやってみたいことを書き出してもらいました。次に、書き出した画用紙を使い、各参加者が自分がやってみたい食育事業について発表しました。給食の提供や食品企業からの食育など様々な意見が出ました。農産物を通じて生産者とのつながりやその想いを子ども達に伝えていきたいとの意見が多かったです。
食育でやってみたいことを発表
食育でやってみたいことを発表
学生の発表を聞いて、今後、食育の実際の現場で大切になるポイントのアドバイスを、食育事業に関わる3名(JA横浜地域ふれあい課 山本佳伸氏、調理実習講師 加藤恵子氏、農文協プロダクション 町田弘恵)からお話ししました。講座参加者への大きな刺激となりました。
各参加者の発表中に出たキーワードを松井氏がホワイトボードに書き出し、ウェビングマップを作りました。藤本先生の解説のなかに、食の大切さを学ぶためには、小さい頃からその背景となる作り手とのつながりをもち、農作物に触れる実体験が大切であるとの話がありました。
各参加者の発表中に出たキーワードを松井氏がホワイトボードに書き出し、ウェビングマップを作りました。藤本先生の解説のなかに、食の大切さを学ぶためには、小さい頃からその背景となる作り手とのつながりをもち、農作物に触れる実体験が大切であるとの話がありました。
藤本先生の総括
5.閉会
事後のアンケートに、参加者にはご回答いただきました。
講座に参加してくださった学生は、意欲があり、講座へも誠実に取り組んでいました。将来が楽しみです。陰ながら学生さんの未来を応援していきたいです。
講座に参加してくださった学生は、意欲があり、講座へも誠実に取り組んでいました。将来が楽しみです。陰ながら学生さんの未来を応援していきたいです。