1.事業目的
内閣府の「大学生の食に関する実態・意識調査」(平成21年9月)によると朝食の摂取状況は「ほとんど毎日食べる」が61.6%で、「週2~3日食べない」「週4~5日食べない」「ほとんど食べない」人も、まだまだ多い状況です。いちばんの理由は「もっと寝ていたい」からで60.5%です。居住形態別にみてみると自宅生より下宿生の方が、朝食の欠食頻度が高くなっています。
身体面の健康状況(自己評価としての健康状況)については、朝食を食べる頻度が低い人や、栄養バランスへの意識が低い人ほど、「身体面で健康でない」と答える割合が高くなっています。
夕食を囲む相手については、「ひとり」が41.4%で、下宿生でみると80.2%となっています。昼食や夕食をひとりで食べると回答した人は、大学の友人や家族といっしょに食べる人よりも、「精神面で健康でない」と答えている割合が多いようです。
以上の調査結果から、大学生を対象に、大学生が楽しみながら参加できる食育の講座を実施しました。講座では、心身の健康のための朝食摂取や共食の回数の改善、生産現場への理解、食文化の継承につながるような取組みを行いました。また、自分たちが食関係の仕事に就いたときに、どんな食育を推進できるかについても考えてもらいました。
対象は、大学生のなかでも今後の波及効果を考え、栄養士や家庭科の教員になり食教育を担っていく学部がある大学の学生などとしました。
身体面の健康状況(自己評価としての健康状況)については、朝食を食べる頻度が低い人や、栄養バランスへの意識が低い人ほど、「身体面で健康でない」と答える割合が高くなっています。
夕食を囲む相手については、「ひとり」が41.4%で、下宿生でみると80.2%となっています。昼食や夕食をひとりで食べると回答した人は、大学の友人や家族といっしょに食べる人よりも、「精神面で健康でない」と答えている割合が多いようです。
以上の調査結果から、大学生を対象に、大学生が楽しみながら参加できる食育の講座を実施しました。講座では、心身の健康のための朝食摂取や共食の回数の改善、生産現場への理解、食文化の継承につながるような取組みを行いました。また、自分たちが食関係の仕事に就いたときに、どんな食育を推進できるかについても考えてもらいました。
対象は、大学生のなかでも今後の波及効果を考え、栄養士や家庭科の教員になり食教育を担っていく学部がある大学の学生などとしました。
2.実施内容
(1)対象
栄養士や家庭科の教員になり食教育を担っていく学部がある大学の学生や、食や農に興味や関心がある学生
(2)募集方法
大学の研究室や学内での掲示板等にて、案内文の配布や掲示
(3)実施日時および場所(日付をクリックすると結果報告を表示します)
3回の連続講座としました。
実施日 |
実施場所 |
会場 |
住所 |
実施時間 |
加藤農園 |
農場、調理室 |
神奈川県横浜市都筑区 |
10時00分~15時00分 |
|
(4)事業成果の活用および普及
講座の実施内容や大学生の食の問題を解決するポイントが掲載されたリーフレットを作成し、講座に参加してくださった学生の大学ならびに関係各所等に送り、学生に配布していただきました。