平成28年7月30日 JA横浜/加藤農園(横浜市)

実施日時:
平成28年7月30日(土) 10時00分〜15時00分
会場:
JA横浜クッキングサロンハマッ子(横浜市都筑区中川中央1-26-6)
加藤農園(横浜市都筑区)
次第:
1 オリエンテーション  10:00~10:30
2 これからの食生活   10:40~11:40
   日本女子大学 家政学部 教授 高増雅子氏
3 調理実習~簡単調理~ 11:50~12:50
   日本女子大学 家政学部 教授 高増雅子氏
4 援農と農業体験    13:20~14:40
   加藤農園 加藤之弘 氏
5 閉会         15:00
参加者:
大学生 5名
講座内容
1.オリエンテーション (事務局:町田弘恵)
3回連続講座の初日です。
まず、事前アンケートへの回答をしていただきました。
次に、講座の説明をし、参加者が自己紹介をしました。また、参加者に食習慣について質問(朝食を毎日食べるか、自炊経験はあるか等)をし、講座につなげました。
講座にご協力いただいているJA横浜の紹介をJA横浜生活文化部地域ふれあい課 山本佳伸氏よりしていただきました。紹介内容は、以下のとおりです。
・JA横浜管内の農家戸数、農業就業人口、農地面積などの基礎データ
・直売所も多く、消費者との距離が近いなど横浜農業の魅力
・横浜管内で生産量が多い野菜。特にコマツナは全国的にも生産量が高く、栄養面からも注目されている等
2.これからの食生活  (講師:日本女子大学 家政学部 教授 高増雅子氏)
若者の食生活の問題を踏まえ、朝食の大切さ、食事のバランスのとり方、共食のメリットと大切さを説明しました。さらに、大学生の実践につながるよう中食を組み合わせてバランスをとる方法なども教えました。
また、新しい食環境として、機能性表示食品制度、スマイルケア食などを説明しました。
学生は自分の食生活を振り返り、問題点を見つけ、改善する手法が学べました。
JA横浜の紹介
JA横浜の紹介
 
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高増先生と一緒に考える食生活の大切さ
 
3.調理実習〜簡単調理〜  (講師:日本女子大学 家政学部 教授 高増雅子氏)
大学生が調理をしてみようという気持ちになるような、材料や手間が簡単な料理を作り、共食をしました。メニューは、ラタトゥイユとそれを応用したカレー、トマトとキュウリのサラダの3品です。材料は、農業体験と援農をする加藤農園で生産されたものを主に使用しました。
調理見本後、学生が調理を実施しました。その際、正確な手洗いの方法や調理を実施するときの基本(段取りを考えるなど)を教えました。野菜の乱切りに苦戦する学生が多かったです。
出来上がった料理は、皆で自己紹介をしたり、普段の食生活についてなどの話をしたりしながら、共食しました。使用する塩分や野菜の適量などを実際に味わうことで学生は学びました。
手洗い方法を学ぶ
手洗い方法を学ぶ
簡単調理の実習
簡単調理の実習
学生が作った料理(ラタトゥイユ、カレー、トマトとキュウリのサラダ)
学生が作った料理
(ラタトゥイユ、カレー、トマトとキュウリのサラダ)
 
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塩分や野菜の適量を味わう
4.援農と農業体験  (加藤農園 加藤之弘氏)
学生は、農作業ができるように身支度をして、地元農家の加藤氏の農園に場所を移し、農業体験をしました。炎天下の中の作業となるため、暑さ対策を十分にしました。
はじめに、加藤農園の紹介と、横浜の農業の特長などを話しました。
炎天下で苗が枯れてしまうため、当初予定していたブロッコリーの種まきとキャベツの苗の定植を中止しました。そのため、学生はハウスのトマト、露地栽培のトマト・ナス・ピーマンを収穫しました。学生は、収穫に適した野菜の見分け方や収穫用のハサミの使い方に関心を示していました。また、出荷の準備として、地元特産物コマツナの余分な葉を落とし、出荷用袋詰め作業を行いました。
トマト栽培の話
トマト栽培の話
ナスの収穫
ナスの収穫
出荷用袋詰め作業
出荷用袋詰め作業
 
5閉会
身支度を整え、仲町台駅まで移動し、解散しました。
炎天下の中の講座、おつかれさまでした。